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オーサー・コーチ「魔術」で羽生金導いた
◆ソチ冬季五輪第8日 ▽フィギュアスケート男子フリー(14日、アイスベルク・パレス) 男子フリーで、羽生結弦(19)=ANA=が優勝し、今大会日本勢初の金メダルを獲得した。前日のショートプログラム(SP)で国際大会史上最高の101・45点をマーク。この日のフリーもトップの178・64点とし、合計280・09点だった。今大会日本勢初の金メダルで、フィギュアの日本男子では五輪初。男女を通じては06年トリノ大会で女子の荒川静香以来2度目の頂点に立った。

 羽生の躍進を支えたのは、カナダ人のブライアン・オーサー・コーチ(52)。「羽生の演技は(彼の)ベストではなかったが、優勝するには十分なものだった。魔法のようなSPを終えて(フリーでは)少し緊張していたと思う。ジャンプと表現力を兼ね備えた羽生は、新たなタイプの選手だ」と喜んだ。

 現役時代は84年サラエボ、88年カルガリー五輪で銀メダル。指導者としては10年バンクーバー五輪で金妍兒(韓国)を金メダルに導いた。「状況、演技、すべてが合わさったマジカル・モーメント(魔法の瞬間)を手に入れた者が勝つことができる」と独自の理論を羽生に伝授した。

 オーサー氏の拠点はカナダ・トロントにある名門スケートクラブ「クリケット・クラブ」。人気振付師、スケーティング技術、スピン、医科学など各分野の専門家がそろい、チームで選手をバックアップ。高得点を引き出す方法を模索し、採点システムの研究やジャッジを招いての情報収集にも余念がない。

 ハイリスクな技よりも、確実性を重視するのがオーサー流だ。自身はカルガリーで大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を失敗し、2位に終わった苦い過去がある。ヨナが3回転半を習得しようとしたときも、リスクが高いという理由で止めた。

 「いかにGOE(出来栄えに対する加点)で稼ぐか。この点数が勝敗に効いてくる」。確実な技で出来栄えを高め、GOEの加点を重ねて高得点につなげる作戦だ。今季の羽生にはGOEで最大3点をつけるジャッジが続出。ヨナがバンクーバーを制したときと同様、この加点が武器となった。

 精神面では「自立」を促した。「勝者になるには、自分で自分をコントールすることが必要。コーチや家族を信頼するだけじゃなく、自分を動かしているのは自分自身なんだということ」。練習では綿密なアドバイスを送るが、試合の最後は「船頭は君だ。君が決めていくんだ」とリンクに送り出す。17歳で出会った名伯楽との2年間が、羽生を金メダリストに育てた。

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